こんにちは！

千葉県在住でボロ戸建て投資をしているエリック（@eric7blog）です。

ひょんなことから、土地を入手することってありませんか？

今回僕は土地を譲り受けたので、低価格で駐車場を作ってみた方法と感想、失敗談をふまえて紹介させていただきます。

28坪の土地で駐車場を作成する費用は3万円ほどでした。

時間は1人で2〜3日ほどかかります。

この記事を読んで「これなら自分にでもできるかも？」と思っていただければ幸いです。

空き地の草刈り

空き地を放置していると、無限に雑草が生えてきますよね。

土地を購入していてから放置していた為、僕の場合は2回ほど業者さんに草刈りをお願いしました。

1回目はシルバー人材センターで、草の処分料込みで1万円ほど。

シルバー人材センターとは、地域のお年寄りに仕事を依頼する場所です。

投資家としては低価格でお願いできるメリットがある一方で、依頼から作業実施までに時間がかかってしまうデメリットもあります。

また予約ができないことも少なくありません。

稲刈りの時期になると作業できるお年寄りがいなくなってしまうので断られてしまいます。

2回目の草刈りは、より迅速に草刈りをしてもらえる知人にお願いしました。知人にも1万円ほど支払いました。これは余計な出費なのでカウントしないでおきますね。失敗です。

読んでいるあなたは草を刈ったらすぐに、作業しましょう笑

空き地の草は「除草剤」を撒いていても生えてきてしまいます。雑草を放置していると、1メートルほどの高さまですぐに伸びてしまうので用心しましょう。

砂利を買う

草刈りが終わったら砂利を購入します。

駐車場に「砂利」を選択した理由は、断トツの低価格だからです。

そしてもう一つの理由は、今後家を建てたいと思った時に砂利であれば建てられるから。

コンクリートなど頑丈な駐車場にしてしまったら、崩すだけで高額出費になってしまいますよね。僕のエリアは家が建てられるエリアです。

今後もし土地が高値で販売できることになったら、コンクリートにしてしまうと後悔する可能性がでてきます。

僕の場合は、千葉県木更津市に住んでいるので「木更津　砂利　販売」と検索をしました。地域によるかもしれませんが、10件ほど砂利を扱っている業者がでてきますよ。

砂利は個人にも販売してくれる業者があります。

各社のホームページを読むと、10km以内なら無料で運び込みもしてくれるところがありました。

業者がたくさんありすぎて悩んでしまっても、金額に大差はありません。ホームページで運び込みも記載がある明朗会計の業者が良いかもしれませんね。

僕の場合は砂利業者に電話をして

「28坪の土地を駐車場にしたい」

と伝えて、砂利の種類を直接現地で確認しました。

砂利屋さんは慣れているので、どのぐらいの量を購入すれば良いのか教えてくれます。駐車場作成素人の僕でも安心して購入できました。

RM-30という種類の砂利4立方メートルを購入。

後から教えてもらったのですが、RMという砂利の種類はアルカリ性を含んでいるので雑草も生えにくいそうです。

4立方メートルは2トンの大型のトラックを2回。

運び込み込みで、14,960円でした。

思ったよりも砂利ってお安くないですか？

「あれ？こんな価格で砂利って買えるんだ〜」って思いました。

砂利を満遍なく伸ばす

砂利を運びこんでもらったら、自分の筋肉を頼りに砂利を平らにします。

必要な道具は、四角いスコップ、工事用の一輪車（通称ネコグルマ）、砂利を伸ばすやつ（検索しても名前がわかりませんでした）の3つ。

僕は28坪の土地に1人で半日ほどかかりました。

翌日はもちろん筋肉痛で腰も痛くなります。

なんなら2週間経過した今も痛い気がします笑

「え？ネコグルマなんて必要なの？」

と最初は思ってました。

経験者のアドバイスから、ネコグルマを使ってみると

「ネコグルマがなかったら無理だったかも・・・」

と思うようになりました。

砂利は2tトラック2台分なので「ここに落として」と指定することができます。

砂利の山から、駐車場にする為に満遍なく伸ばす必要があるからです。

どうしても駐車場の隅に砂利を持っていくのが大変なのです。

一度ネコグルマに砂利をスコップで入れて、隅まで運んでいくと楽になりますよ。

砂利を伸ばすには、猫の手の大きいバージョンを使いました。

猫の手みたいなのも重宝します。

スコップで砂利を平らにするには手間がかかるからです。

砂利を転圧する

砂利を伸ばしただけでは駐車場にはなりません。

駐車場にするには砂利を固める必要があります。

砂利を固めることを「転圧」と言います。

転圧しないと車が砂利に埋まってしまったりするんですよ。

転圧するには通常、転圧機を利用します。

「転圧機　レンタル　木更津（知名）」で検索すると借りられる場所がわかります。

僕の場合はできる限り費用を抑えたいので、車で代用しました。

転圧機の話、ガン無視です笑

砂利の上を車で何度も行ったりきたり。

日数をおいてからも、数回に分けて車で行ったり来たりしました。

「そのうち固まるだろう」という気持ちです。

ダメだったら報告しますね笑

虎ロープで区切る

砂利を敷いて転圧が終わったら、駐車場の仕切りを作ります。

車の停める位置を決めるのです。

僕の空き地は、横11m、縦が8.3mだったので

4台分で2.7m間隔で作ることにしました。

虎ロープと杭を打っていきます。

虎ロープは50mで1,000円ほど。

杭も1本68円とお求めやすい価格でした。

自主管理の場合は看板作成

駐車場の場合、近隣住民がターゲット層になります。

普通は家の近くや、職場の近くで駐車場を探したりしますよね。

近隣の方にまずは、駐車場があることをアピールしなくてはいけません。

僕はまずネットショップで看板を作りました。

45cm×30cmサイズの小さい看板で、送料込み3,700円。

四隅に穴が空いているので看板を付けるだけですね。

不動産屋さんに集客をお願いする場合は、看板を作る前から不動産屋さんに相談しにいった方が良いかもしれませんね。

僕の場合は、家の近所なので自分で客づけも行う予定です。

除草シートはNG？

簡単そうに駐車場の作り方を解説してきましたが、実は当初失敗してしまいました。

草を刈った後に除草シートを敷いて砂利をのせてしまったのです。

除草シートの上に砂利をのせてしまうと隙間が出きてしまい、転圧されてないので、車が砂利に埋まってしまいました。

除草シートを敷いた場合でも転圧したり、砂利を多く入れれば大丈夫だったとTwitterではアドバイスをもらいました。

そもそもRM-30という質の砂利は、アルカリ性の為に草が生えにくいのです。除草シートを敷いてしまったばっかりに、砂利に車が埋もれて出れなくなってしまいました笑

ちなみに除草シートの上に砂利をのせてしまいましたが、リカバリーはできました。ジモティで「除草シートあげます」と投稿をしたら、砂利を剥いで持って行ってくれる人がすぐに現れて救われたのです。（感謝もされます）

除草シートを敷くと出費があるので、避けた方が良いかもしれませんね。

まとめ

意外と駐車場って手間がかからないと思いませんか？

砂利を満遍なくするところだけガッツが必要で、あとはほぼ低価格で駐車場を作ることができました。

使ってない土地があったり、今後入手することがあったら、とりあえず駐車場を作ってみるのも良いのではないでしょうか。