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【弁護士が解説】不動産投資で騙される人の5つの特徴

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不動産投資には夢が溢れている。

安定した賃料収入。成否をコントロールしやすい確実性。節税対策。時間的余裕。不動産投資を始めようという人は、このようなメリットを求めている人が多いだろう。

しかし、だからこそ騙されてしまう人も少なくない。

特に近年では投資初心者の若者がターゲットにされている傾向にあり、国民生活センターが発表した資料によると20代からの投資用マンションに関する相談件数は年々増加し、13年から18年にかけて2倍以上になっている。

出典:国民生活センター「20歳代に増える投資用マンションの強引な勧誘に注意! 」

そこで当記事では、不動産トラブルを強みとしている秋山直人弁護士に「不動産投資で騙されてしまう人の特徴」「騙されないために気をつけるべきこと」についてお聞きした。

騙されてしまう人の5つの特徴

今回インタビューをさせていただいたのは、不動産トラブルのスペシャリストである秋山直人先生だ。当サイトの「相談」でも精力的に活動いただいており、不動産トラブルに関する相談に対して数多く回答をいただいている。

早速、秋山弁護士に不動産投資で騙されてしまう人の特徴について聞いてみた。

「これまで多くの相談を受けてきましたが、言われるがままに投資物件を購入してしまったというケースが多くあります。その観点で見ると厳しい言葉にはなりますが、主体性がなく自分で考えて投資をしていないと言えるでしょう」

”言われるがまま投資物件を購入”というのは非常に危険である。良い物件はすぐに買われてしまうのが不動産投資の世界。紹介される物件には業者の利益が乗っている可能性が高く、儲けることが難しい物件を紹介されることも少なくない。

「そして相談者から話を聞いてみると、断りきれなかったという人が多くいます。業者に粘りに粘られて疲れてしまい、『判子だけでも』ということで判を押してしまったという方もいました。当然、判子を押すということは契約をするということです。このように押しに弱い方も当てはまります」

主体性のなさや押しに弱いという特徴は、性格に起因するものだ。それ以外の部分では、どのような人が騙される傾向にあるのだろうか。

「これは属性の話なのですが、融資が付くという意味で若者のサラリーマンが多いです。先程申し上げたように主体性がなく、押しに弱い。それでいて融資が付くような方は、不動産投資の詐欺業者にとって格好のターゲットとされてしまう傾向にあるでしょう」

  • 不動産投資で騙されてしまう人の5つの特徴
  • ・若者
  • ・サラリーマン
  • ・押しに弱い
  • ・主体性がなく自分で考えない
  • ・融資がつく

騙されないために気をつけるべきこと

では不動産投資を始めたばかりの人は、騙されないために何に気をつければ良いのだろうか。

「騙されてしまった人に『この物件の価格や相場は調べてみましたか?』と聞いてみると、調べていない人がほとんどでした。やはり自分で主体的に調べてみることで、この投資物件はおかしいんじゃないかと気づくことにも繋がります」

自分で投資物件について調べることが大切だと秋山弁護士は語る。不動産の価格は適正なのか。家賃は妥当か。入居はつけられるのか。近隣の空室はどれくらいあるのか。こういったことはインターネットで調べることができる。

しかし、信用している人に紹介されたからと安心しきっている人も少なくない。

「友人に紹介された業者だからと、安心して任せきってしまう人もいます。しかし不動産投資は自己責任です。いかに信頼のできる人からの紹介であろうとも、投資のリスクを考えると業者の話は批判的に分析し、自分の頭で検討するべきでしょう」

当サイトにも不動産投資詐欺に遭っていると思われる相談が寄せられたことがあった。SNSの知り合いに紹介された業者に、住宅ローンで投資用物件を購入することを勧められ事前審査まで進んでしまったが、購入を断りたいという相談である。最終的にこの相談者は、秋山弁護士の「きっぱりと断りましょう」という回答によって、無事に断り切ることができた。

相談:「不動産投資 業者との取引の断り方」

この相談者も知人からの紹介を介して業者に購入を勧められた1人である。相談者がいかにして投資話に誘われ、疑問を感じ、断るに至ったかを詳細に記したインタビュー記事もあるので、是非ご参考いただきたい。

不動産投資は人任せにしない

これから不動産投資を始めようという方へ、秋山弁護士からメッセージをいただいた。

  • 秋山弁護士からのメッセージ
  • ・業者にお任せはNG
  • ・自分で調べよう
  • ・主体性を持とう
  • ・NOと言える勇気を持とう

「人任せにしてはいけないということですね。すべて人にお任せして美味しい思いができるかというと、やはり難しいです。自分で調べて、自分で考えることが大切です」

多くの被害者から相談を受けてきた秋山弁護士は、主体的に考えることの大切さを説く。

不動産の悪徳業者は、すべて人に任せたいと思っている人をターゲットにしている。当記事をご覧いただいた読者の方には、是非とも秋山弁護士のアドバイスの通り、主体的に不動産投資へ取り組んでいただきたい。

また、もし不動産投資で騙されてしまっても、泣き寝入りせずに秋山弁護士などの専門家へ相談をしてみてほしい。

「相談者の多くは、既に騙された後であることがほとんどです。サブリース契約解除の交渉をすることもありますし、35年ローンを組んでしまって毎月赤字の状態で今後どうすれば良いのかという経営の相談になる方など、様々な方がいます。早期にご相談いただくほうが被害を減らすことができますので、手遅れになるまえに専門家へご相談をいただきたいですね」

特に資産のない若い人からの相談は、解決策として自己破産も考えられるという。しかし秋山弁護士は悪くない選択肢だと語る。

「20代の方からの相談も多くあるのですが、他に資産はあるのかと聞いてみると『まったくありません』という方もいます。20代から35年ローンを背負い続けて生きていくよりは、一度リセットしたほうがその人にとって良い場合もあるので、自己破産で解決したケースもありました。一定の期間住宅ローンを組むことが難しくなるといったことはありますが、自己破産は一般の方がイメージされているほどデメリットはありません。最低限の現金は残すこともできます。まずは弁護士までご相談ください」

 

秋山弁護士は不動産トラブルに特化した個別相談受付サイトを運営している。秋山弁護士へ個別に相談をしたいという方は、こちらのサイトから直接相談をしてみてはいかがだろうか。

▶不動産トラブルに強い弁護士による法律相談 弁護士秋山直人

 

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