コラム Column

一軒家を民泊にする手続きや必要な過程について


こんにちは!

日本で一番DIY会に人が集まる大家、ゆるニート大家のエリックです。

「働きたくない」ので、ボロ戸建てを買って大家さんになりました。

今だけ働いて、入居者を決めてしまえば、お家賃が何もせずに入ってくる計算です。

いつになったら働かなくても大丈夫な生活がやってくるのでしょうか。

突然ですが、今回のコラムでは僕が民泊を始めようと思ったきっかけや、必要だったことや費用などについてお話します。

民泊ブームがやってきた?

2020年のコロナウイルスの影響で、2010年代中頃から流行していた民泊ブームも収束。ようやく原因であったコロナウイルスが落ち着いてきましたね。

街にも外国人観光客の姿が増えてきています。

ようやく食事会や国内旅行など、日常を取り戻しつつあります。

訪日外国人の数が増え、都心で民泊を所有している人たちは数ヶ月後まで予約で埋まっているようです。

【鳩子さんツイッター引用】

来年の6月まで予約が埋まってるって、ヤバくないですか?

見返してしまいましたもの。

外国人観光客が押し寄せてくるまで「まもなく」と行ったところでしょう。

むしろ、もう始まってますよね・・・。

追い風の様に円安の波もきています。

日本はご飯が美味しくて、安い!

そう、外国人観光客に思われていることでしょう。

話はズレてしまいますが、僕は10月中旬に1週間ハワイで過ごして驚きました。

98%の方がマスクをせずに生活をしていたのです。

(3%はハワイ到着初日の日本人と中国人)

マスクなしは、日本では考えられないですよね。

日本からコロナが忘れられるのも、まもなくなのかもしれません。

ボロ戸建て投資家と民泊

なぜ、民泊の話をボロ戸建て投資家の僕が始めたかというと...民泊にめちゃくちゃ興味があるからです。

「働きたくない」が人生のテーマではあるので、できれば毎月「何もせずに」入ってくるお家賃の方が、嬉しいのは間違いありません。

しかし、僕は民泊を始めたいのです!(矛盾)

実はリフォーム完了後、半年間入居者がみつからない物件があり、なんとしてでも収益化したいと考えております。

この半年間入居者が見つからない物件は、外国人観光客が多く来る地域です。

千葉県富津市にある「鋸山(のこぎりやま)」の近くにあり、多くの外国人観光客がはるばる鋸山を上りに来ます。

またアジフライが名物で、営業日には必ず長蛇の列をなしているお店も存在します。

先ほど「民泊をやりたい」と主張しましたが、正確には旅館業になります。

田舎の戸建ての場合は、1年のうちに半年間のみ宿泊できる民泊よりも、旅館業の方が一般的とのことでした。

民泊を始めたいと思ったらすべきこと

多数の民泊運営の経験があり、多くの方に民泊運営を教えられているぽんこつ鳩子さん(@goro2_traveler)という方がいらっしゃいます。

ぽんこつ鳩子さんの話だと、民泊経営がOKな物件を見つけることが大変とのことです。

確かに想像するだけで、そんな気がします・・・。

自分の住んでいるアパートやマンションで、ホテルのように頻繁に出入りをする人がいるとなんか嫌ですよね。

なんとなく嫌です。

旅行客はテンション高く、夜中にはしゃいでしまう可能性もあります。

誰だかわからない人が不特定多数出入りするなんてコワイ。

自分で大金をはたいて購入した所有物件や、所有物件の周りに民泊があったら不安に思う方はいらっしゃいますよね。

そんな様な理由から、都心で民泊を許可している物件が見つけにくいのです。

ボロ戸建て投資家の僕は、既に物件を持っています。

そして、低価格で物件を購入する方法を知っているので、有利なのではないかと考えました。

できれば民泊をするのに賃貸よりも所有できる方が、めんどくさい手間が省けますよね。

賃貸は素早く撤退できるメリットもありますが、民泊可能物件を探す大変さがあります。

民泊をしようと思ったら?

では、民泊をしようと思ったら何をすれば良いのでしょうか?

僕はまず地域の消防署に電話をしました。

「旅館業をやりたいのですがどうすれば良いのでしょうか?」

物件によって、必要な設備が変わってきます。

煙感知器が必要だったり

暗闇でも避難できるように誘導灯をつける必要があったり

延べ床面積が150㎡以上だと消化器が必要だったりします。

商業施設で何気なく見ている設備ですが、いざ自分が付けるとなると「どうすれば良いの?」となります。

誘導灯に関しては、電気工事士の資格がないと設置することができません。

電気屋さんにお願いしたり、煙感知機を入手しなくてはいけないのです。

煙感知機は誰でも付けることができるのですが、入手が大変なのです。

業務用煙感知機(特定小規模施設用自動火災放置設備)が7個必要なのですが、なかなか見つかりませんでした。

消防署から許可がおりてからは、保健所のチェックもあります。

消防署の方のお話だと、設置も申請も業者に丸投げする方が多いらしいです。

なかなか平日に手続きや設置をこなすのは大変なのかもしれませんね。

民泊の初期費用

では、民泊にするのにいくらぐらい費用がかかるのでしょうか?

僕の場合は、物件を既に所有している状況なので比較的安いかと思われます。

  • 煙探知機(特定小規模施設用自動火災放置設備)7個 89,650円
  • 誘導灯 3台 25,530円
  • 誘導灯設置 3台 18,000円
  • 消化器&プレート2台 10,400円
  • エアコン 30万円ぐらい
  • 布団&マットレス 1セット1万円ぐらい
  • BBQコンロ 3,780円
  • シャンプーリンスなどの消耗品

まだ、営業前ですが既にそれなりの費用がかかっております。

ボロ戸建ての場合は、よっぽどのことがないと付けないエアコンが高額でした。

ベットやソファー、机などは、友人にもらったりジモティで安価か無料でいただいております。

実際に必要な消防設備は自分で、入手すると15万円ほどでした。

もちろん物件によって変わりますが、参考になれば幸いです。

まとめ

民泊をやってみたいと思いましたか?

民泊の準備や手間は大変で初期費用もかかります。

しかし、訪日外国人が押し寄せてくる今だからこそ、今だけ頑張ってみてはいかがでしょうか。

僕みたいに入居者が見つからない場合の、セーフティーラインとしても民泊は良いのではないかと思いました。

またこちらのコラムにて営業を開始したら、状況をご報告させていただきますね。

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