不動産投資講座 Knowledge
現在4棟を運用中で総資産1億超の不動産投資家。RC、鉄骨、木造など構造は問わずに”利益が出るかどうか”を重視して投資を行うスタンス。
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この記事をご覧の皆さんの中には、不動産投資においてDIYを行うべきなのか、行う場合にはどのような点に注意すればいいのか知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
不動産投資におけるDIYは、近年ではSNSやYoutubeなどで取り上げられることが多い人気の投資手法の1つであり、自身でリフォームすることで改修費用を抑えることが可能となっています。
しかし、もし失敗してしまうとリフォームが完成するまで入居者を募集できず、余計な費用も発生してしまうリスクもあり、自分の想定通りにリフォームを進めるためには、事前にDIYで失敗しないための注意点を抑えておくことが重要です。
そこで、今回の記事では、この記事では資産1億円以上の不動産投資家がDIYの注意点とメリット・デメリットなどについて解説していきます。
DIYに興味がある、実際にやろうと検討している方は、この記事を読んでおくことによって、DIYをするにあたってどのような事項について注意をしておくべきなのかが明確になることでしょう。
不動産投資でDIYをするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。
不動産投資でDIYをするメリットの1つ目には、費用を押さえてリフォームを行うことができることが挙げられます。
ホームセンターなどで素材を調達して自身の手で行えば、業者に依頼するのにかかる費用を押さえてリフォームにかかる総費用を安くすることができます。
不動産投資においてリフォームは事業投資の一環であり重要ですが、できるだけその費用を小さくすることができれば賃貸経営上の財務負担を小さくできるので、賃貸経営上有効な方法であると言えるでしょう。
しかし、自身で行う場合にもクオリティが一定水準以上を保たないといけないので、その点には注意しなければなりません。
不動産投資でDIYをするメリットの2つ目には、業者に依頼するよりも短期間での完成も可能であることが挙げられます。
さすがに大規模かつ専門知識が必要になってくるレベルのリフォームなどを自身で行うことは難しいですが、小規模なリフォームであれば自分でDIYすることでリフォーム会社に依頼するよりも短期間で完成させることも可能です。
素早くリフォームを完成させて入居者を募集したい場合などに有効なので、この点についても押さえておいてください。
不動産投資でDIYをするメリットの3つ目には、自身で行うのでイメージ通りに完成させやすいことが挙げられます。
自身の頭の中にあるイメージのものを人に伝えるのは難しく、なかなか希望通りのイメージのリフォームを業者に行ってもらえない可能性が高いですが、自身でDIYをするなら素材を希望のものを選べるうえ、イメージ通りのものを完成することがしやすくなります。
反面、技術力がなければイメージ通りのリフォームを行うことができません。当然のことながら一定上の技術力は必要になってきますので、注意しましょう。
不動産投資でDIYをするデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。
不動産投資でDIYをするデメリットの1つ目には、自身で作業するので時間的コストが大きいことが挙げられます。
業者にリフォームを依頼すればお金はかかりますが、その分自身で作業を行う必要がないので、作業に時間をかける必要がなく時間的コストを抑えて素早くリフォームを完了させられます。
個人でDIYを行なうことと時間がかかりすぎる場合が多く、それにより入居者を募集するタイミングが遅くなり、入居者を逃すという可能性を高めてしまうという点が大きなデメリットであると言えるでしょう。
不動産投資でDIYをするデメリットの2つ目には、リフォームに失敗すると余計な出費が発生してしまう可能性があることが挙げられます。
自身でDIYをして上手く行けばいいのですが、技術力などが足りず上手く行かなかった場合には、余計な出費を発生させてしまい、リフォームにかかる総費用を大きくしすぎてしまいかねません。
余計な出費を発生させてしまうと、賃貸経営上の財務を圧迫させてしまう可能性が高くなってしまうので、この点には特に注意する必要があります。
DIYで失敗しないために注意しておくべきことにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。
仕事が忙しくてDIYに使う時間がなく、物件との距離が遠い人がDIYを行うと思ったよりも時間がかかりすぎてしまうことが多いです。
リフォームに時間がかかるとその間は入居者を募集できないので、専門業者に依頼した方が入居者の募集を円滑に行うことができることから、DIYに使う時間がない人は特にこの点について押さえておきましょう。
デザインや新品の素材にこだわって自己満足のDIYになってしまい失敗するケースもあります。
DIYによるリフォームの実施も目的は、賃貸物件の価値の向上や集客力の向上などの経営戦略の一環で行うものなので自己満足に陥っては意味がありません。
リフォームはあくまでも自身の物件の価値や集客力を向上させる目的のために行うものなので、賃貸需要の動向しっかりと踏まえたリフォームの実施を心がけるようにしましょう。
電気・ガス・水回りの設備は、リフォームの実施に専門的な知識や資格を必要とする場合があり、専門知識のない人が工事を行なうことは非常に危険です。また、電気工事は資格を有していないと工事することはできません。
専門知識や実務の経験が無いと難しい分野に関しては、必ず業者に依頼して自身に代わり行ってもらうように注意しなければなりません。
DIYで大きな失敗をしないためにも、上記で説明したような事項をしっかりと押さえておきましょう。
不動産投資家の中でも自分でDIYをしてコスト削減する投資家と、絶対に自分では行わない投資家の2つのタイプがいます。
DIYをしている投資家しか成功できないわけでもなく、どちらの手法でも成功されている人がいるので、どちらが正解ということはないので自分に合った方法を選ぶことが重要になってきます。
例えば、不動産投資のコラムニストの中でもスプラ大家さんは自分でDIYされていますが、堀鉄平さんは自分では行われません。
DIYが不動産投資の分野で注目を集めているからといって、必ずDIYをしなければ不動産投資を成功に導けないわけではないので、この点については覚えておいてください。
ここまで、DIYの注意点とメリット・デメリットなどについて説明してきましたが、いかがでしたか。
DIYは近年不動産投資界隈でも注目を集めている方法の1つであり、上手く行うことができればリフォームに費用を抑えことができるうえ、オリジナリティのあるリフォームをして集約力などを向上させられますが、デメリットもあるので注意しなければなりません。
この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にして、DIYの注意点とメリット・デメリットなどについての学習に役立てると良いのではないでしょうか。
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