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古家付き土地購入の減価償却について

相談者No.327
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「古家付き土地」の購入で、土地と建物を取得しリフォーム後に賃貸しています。売買契約書が「土地売買契約書」となっていて、全額が土地代(建物の取得額はゼロ)という表記なのですが、建物の減価償却を計上することはできますか?また、もし契約書が「土地建物売買契約書」となっていて、土地と建物を合わせた金額のみ明示されている場合は、減価償却は固定資産税評価額の按分により、計上可能でしょうか?

檜垣昌幸

檜垣昌幸 税理士

ベストアンサー

税理士の檜垣(ヒガキ)です。

明らかに建物の価格がゼロ円だとおかしい
という状態でなければ建物の取得価格を契約書の金額から変更するとかは難しいと思います。
ですので、どうしても建物を減価償却したいということであれば、契約書自体を作成し直してもらう必要があります。

「土地建物売買契約書」となっていて、土地と建物を合わせた金額のみ明示されている場合は、減価償却は固定資産税評価額の按分により、計上可能でしょうか?
→はい。合計金額のみ記載されている場合は、固定資産税評価額や相続税評価額等合理的な価格で按分することが可能です。

※この投稿は、2021年12月08日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。

相談者No.

327

ご回答ありがとうございます。
やはり、そうですか。あくまで土地売買契約なので、建物の減価償却は無理と心得ました。結局のところ、契約の仕方や内容に依るところが大きいのですね。了解いたしました。
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