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立ち退き料問題

相談者No.200
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こんにちは。
私の母が24年前に購入した一軒家を貸してます。
1年半前位に10年以上借りてくれていた家族が出て行き、
クリーニング代や壁紙の張替えなどは10年以上住んだ場合は大家持ちと不動産屋に言われ、
不動産屋が紹介してくれた業者に20万程払いました。
しかし内容が酷く床はホコリの上からワックスが厚く掛かっていたり、
結露でカビだらけの窓枠もお願いしたのに手付かず。水垢だらけのお風呂の鏡も別料金と言われ自分達で掃除し、
古いエアコンもクリーニングすれば大丈夫と言う不動産屋さんの言葉を信じエアコンもクリーニングして貰いました。
窓枠や床などやり直しをお願いしていましたし、不動産屋さんも「分かりました」とっていたのに何もなされ無いまま不動産屋さんの担当が代わり、
家のクリーニングがしっかり終わってい状態で何故か新しい借り主が表れました。
「窓枠とかまだカビだらけですよね!」と新しい女性担当者に言うと「現状のままでその代わりこのお値段で、と言う事になってます。」と
現状で文句言わない約束なら気にしないようにしました。
不動産屋さんの提案で家賃も大幅に下げたのです。
ですが、ここからが問題の始まりでした。
新しい借り主は離婚ホヤホヤの2人の小さな子を持つシングルマザー。
女性不動産さんも母に借り主の承諾も一切無く賃貸契約をしてしまいシングルマザーを応援している様でした。
新しい借り主が住んで1週間もすると不動産屋から母に「屋根から雨漏りしているみたいだから屋根を張替えて欲しい」と連絡が入り100万円以上する張替え代。そして3台のエアコンを新しくして欲しいと要求も。
母がクリーニングしたし、大家の義務ではないので断ると屋根の張替え料金に上乗せして安くやってあげると、端から大家の母に負担を迫りました。
結局母は承諾する羽目に。
そしてその後、「部屋がカビだらけで子供の体調が悪くなった。」など借り主が言い出し、「出て行きたいので立ち退き料を払え。」と母に請求してくる始末。
全て女担当者が自分達の采配を気にする事無く、わざわざ家迄来て「出て行って貰う為に立ち退き料払って下さい」と言って来ます。
担当の女性は高齢の母の相談も聞いてくれず母が立ち退き料の支払いを断ると、そのままそれを借り主に伝えるだけ。
借り主は離婚調停出てお世話になった弁護士に相談すると言っているらしいです。
そもそも、カビのある家に再クリーニングをかけてくれないのも不動産屋。
カビのある家を仲介したのも不動産。
不動産さんに立ち退き料を請求出来ないものか…。
何故ここまで母が追い詰められなくては行けないのか、納得いきません。
どの様な解決があるのか教えて下さい。

溝口 矢

溝口 矢 弁護士(東京弁護士会)

ベストアンサー

借主や女性担当者が仰せになっている「立退料」というものの法的な位置づけが不明ですので、なんとも言い難いところですが、ご質問者様側で借主に退去を要求していないのであれば、一般的な意味での立退料を支払う必要はないでしょう。
もっとも、実際には、借主との賃貸借契約や管理会社との管理委託契約に関する問題として争われる可能性があると思われます。

本件は、事実と法律に基づいて適切に対応していく必要があります。弁護士に依頼して借主や管理会社と交渉を行うのが基本線となるでしょう。
もっとも、解決方法は個別具体的な事情や弁護士によって様々です。事実関係がかなり込み入っておりますので、まずは実際に専門家へ相談されることをおすすめいたします。
※この投稿は、2020年09月18日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。
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