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掘塾の投資について

相談者No.244
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はじめまして、樋口と申します。
堀塾チャンネルで不動産を勉強させて頂いております。毎回、納得な内容で楽しみにしています。

質問なのですが、堀社長の投資方法で土地から買付、建物の建設を法人で融資を受けて、売却する場合、法人ごと売却すれば宅建業の資格はなくてもいいと思うのですが、問題があるのでしょうか?
M&Aで法人が不動産を持っている、売買の形式は株式の売却となります。連帯保証人などの銀行の問題もあれば、そこもお願いします。また、この方法だと不動産取得税もかからないと思うのですが、どうでしょうか?

宜しくお願いします。

宮川 敦子

宮川 敦子 弁護士(東京弁護士会)

 M&A(株式譲渡)において,仮に,譲渡会社の資産に不動産が含まれていても,譲渡会社に宅建業の資格が必要というわけではありません。
 また,M&Aは,あくまでも株式の取得であるため,不動産取得にかかる不動産取得税はかかりません。
 連帯保証や担保の提供等については,自動的にM&Aの譲渡先に切り替わるということではありません。
 連帯保証人は,その地位から外れ,担保提供を解除する手続きを取らなければなりませんし,その手続きが終了するまではリスクから逃れられません。
 ですから,M&A成約時から早い時期に金融機関と交渉して買い手企業に肩代わりしてもらう等する必要があります。
※この投稿は、2020年09月27日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。

相談者No.

244

返信ありがとうございます。大変参考になりました。
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