相談者No.2577
私は賃借人の立場です。
居住中の賃貸住宅に設置されているキッチン換気扇(レンジフード)について、
設置から耐用年数を超えて使用された結果、モーターが動作しなくなった場合の修理および交換費用負担の整理について、一般論として教えてください。(事故や過失などによる故障ではなく、通常使用中での動作停止の状況です)
賃貸借契約書では、
「消耗品」の具体例として
電球・蛍光灯・電池等が明記されています。
この前提のもとで、
換気扇の修理対応として
・本体交換
・専門業者によるモーター等の部品交換
が想定される場合、
これらは
・消耗品の交換として賃借人負担と整理されるのか
・設備本体の経年劣化(通常損耗)として賃貸人負担と整理されるのか
消耗品と経年劣化の定義の違い、
裁判例や実務上の線引きの考え方について、
国土交通省の原状回復ガイドライン等を踏まえた一般的な法的整理を教えていただけると幸いです。
弁護士秋山直人 弁護士(第二東京弁護士会)・宅地建物取引士・不動産鑑定士・その他
既に退去して、原状回復費用として交換費用の負担を求められている場面でしょうか。
その場合、賃借人の故意、過失、善管注意義務違反、通常の使用と異なる使用による損耗でなければ、賃貸人負担と解するのが通常です。
◆
入居中で、キッチン換気扇が故障して修理や交換が必要になったという場面の場合も、
賃借人の故意、過失、善管注意義務違反等による故障でなければ(経年劣化による故障であれば)、賃貸人に修繕義務があり、賃貸人の費用負担で修理や交換を行うべきと解されるのが通常です。
電球・蛍光灯・電池とは性質が異なり、消耗品だから賃借人負担、とはならないと思います。
※この投稿は、2026年01月27日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。
ご回答ありがとうございます。
現在入居中の物件です。
故意、過失、善管注意義務違反等による故障ではありません。
賃貸人より、換気扇のファン・モーターは消耗品であるため,,賃借人負担で修理するようにと連絡がありました。
電池,電球とは性質が違うというのをどのように説明すれば良いのでしょうか?
賃貸物件における消耗品の定義などご教授いただければ幸いです。
弁護士秋山直人 弁護士(第二東京弁護士会)・宅地建物取引士・不動産鑑定士・その他
ベストアンサー
「消耗品」について、具体的な定義規定はないと思いますが、社会通念上、
「通常の使用によっても、短期間で消耗・劣化し、定期的な交換が予定されている物」
ということだろうと思います。
換気扇のフィルターは消耗品の可能性がありますが、ファンやモーターは消耗品ではないと考えるのが通常だと思います。ファンやモーターは、そんなに短期間では消耗しないですよね。
これで回答を終了させていただきます。
※この投稿は、2026年01月27日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。