相談 Consultation
受付終了
回答数:1
1. 物件概要
・物件所在地:青森県八戸市
・種別: 一棟アパート
・購入時期: 2024.11.29引渡し
・売主: 個人
・仲介業者: 都内の不動産業者
・契約書の瑕疵担保責任(契約不適合責任)条項:現状有姿
2. 問題の経緯
購入前の売主及び仲介業者へのヒアリングや重要事項説明時に、以下の説明を受けていました。
・「近隣トラブルはない」
・「駐車場用地の借用が可能」
しかし、購入後に以下の事実が判明しました。
(1) 近隣トラブル
・隣地所有者が過去の売主とのトラブルにより、隣地利用を強く拒否
・近隣住民が把握しているレベルの深刻な関係悪化
(2) 駐車場の借用不可
・借用可能と言われていた駐車場が、実際には借用できなかった
(3) 修繕工事不可
・隣地を使用できないので修繕工事ができない。
これにより、現在はアパート運営に重大な支障が生じています。
3. 現在の対応状況
・隣地所有者の配偶者への謝罪および交渉 → 門前払いで拒絶され、改善の見込みなし
・仲介業者へ確認 →「調査していなかった」「指値したのだから仕方がない」との回答
・管理会社に交渉依頼 → 状況は進展せず
基本的に所有者本人には直接お会いできず、毎回配偶者の方にお話をしています。この配偶者の方が拒絶しており所有者ご本人にも会わせてもらうことができません。
4. ご相談したい内容
以下の点について、法的な見解と今後の対応策をご教示いただけますでしょうか。
(1)売主への対応
・近隣トラブルの存在や駐車場借用不可についての虚偽説明があった場合、契約不適合責任や損害賠償請求は可能でしょうか。
・売主が個人であり、契約書に責任免責条項がある場合でも、虚偽説明が明らかであれば請求できるでしょうか。
・途中まで行った修繕工事の保証はされますか?
(2)仲介業者への対応
・宅建業法違反(重要事項説明義務違反)を理由に、損害賠償や行政指導を求めることは可能でしょうか。
・その際、どのような証拠を収集しておくべきでしょうか。
(3)隣地所有者とのトラブル対応
・隣地利用拒否が続く場合、弁護士から正式な謝罪文や交渉書面を送ることで改善の可能性はあるでしょうか。
・法的に利用権や通行権などを主張できる可能性はありますか。
(4)費用対効果の観点
・売主や仲介業者に対して法的措置(損害賠償請求・契約解除等)を取る場合、費用感や期間、勝算についてご意見を伺いたいです。
・裁判以外での有効な解決策があればご提案ください。
・できる限り穏便な解決を望んでいますが、状況次第では法的措置も視野に入れております。
・まずは内容証明郵便による正式な交渉を考えておりますが、その文案作成等もご依頼可能でしょうか。