相談者No.1872
老朽化した隣の空き家の壁が、当方の家に倒れて来ました。それを見た工務店の方から、今すぐではないものの残った家屋が再びこちらに倒壊してくる恐れがあると言われ、また、山沿いに建っているので、野生動物や害虫など衛生面での影響も出てきました。空き家の所有者は、壁の撤去と修理はするが次の被害が出るまでは残った家屋の解体はしないと言います。市に相談したら、人通りの多い環境ではないので特定空き家等措置は出来ないと言われ、裁判を勧められました。
訴訟を起こして妨害予防請求権を行使できるでしょうか?
出来るならその際、所有者が、土地は自分の所有だが建物は自分の所有ではないと虚偽の説明をして当方を翻弄させた慰謝料も請求出来ますか?
秋山直人 弁護士(第二東京弁護士会)・宅地建物取引士・その他
「訴訟を起こして妨害予防請求権を行使できるでしょうか?」
→どのくらい危険が切迫しているのかにもよると思いますが,そう簡単ではないと思います。
一度面談の上で正式にお近くの弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
「出来るならその際、所有者が、土地は自分の所有だが建物は自分の所有ではないと虚偽の説明をして当方を翻弄させた慰謝料も請求出来ますか?」
→所有名義は登記情報から調査できます。慰謝料請求は難しいと思います。
※この投稿は、2022年11月09日時点の回答になります。ご自身の責任で情報をご利用いただきますようお願い致します。
すみませんが再度お聞き致します。
土地調査士に依頼するとして、どの程度の
危険度でしたら妨害予防請求権が出来るのでしょうか?
また、この件では、精神的苦痛に対する慰謝料は請求出来ないという事でしょうか?
難しい案件をご相談してしまい、誠に
申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。